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UNLIMITED GAME REVIEW

タイトル
メーカー
一言
Zwei!!(PSP) Falcom のほほんとした雰囲気の合うアクションRPG 
ZWEI II Falcom コミカルで楽しくて爽快なアクションを。 
空の軌跡マテリアルコレクションmini(PSP) Falcom オマケはオマケということです。 
英雄伝説 空の軌跡 the 3rd(PSP) Falcom FC・SCと来たら3rdしかないっしょ。 
ぐるみん(PSP) Falcom PSPになっても超面白楽しい。レッツコスプレ。 
ティアーズ・トゥ・ティアラ-花冠の大地- AQUAPLUS ラスティとスィールが可愛すぎだと思うんです。 
Vantage Master PORTABLE Falcom 運の要素がないシミュレーションゲーム 
空の軌跡マテリアルコレクション(PSP) Falcom 一見さんお断り! アクセサリソフトですから。 
英雄伝説 空の軌跡 SC(PSP) Falcom 持ち運ぶにはもったいない感動を!!2 
永遠のアセリア-この大地の果てで- XUSE ボリューム高し。やりごたえのある戦闘システム。 
英雄伝説 空の軌跡 the 3rd Falcom 待望の空の軌跡シリーズのファンディスク 
Routes PE AQUAPLUS PSPで恋愛ADVゲームのススメ 
英雄伝説 空の軌跡 FC(PSP) Falcom 持ち運ぶにはもったいない感動を!! 
イース・オリジン Falcom イース正史に繋がる、最高の外伝的ストーリー 
イースI・II 完全版 Falcom 時代を築いたゲームの第1作がここに! 
Zwei!! Falcom 絵本の中のような世界。心温まるゲームです。 
ぐるみん Falcom リズムにのって Let’s DIG and SMASH! 
イース フェルガナの誓い Falcom イースVIの完全なシステム上位互換。素晴らしい。 
イースVI ナピシュテムの匣 Falcom 満足度は音楽特盛、ゲーム性大盛、シナリオ並盛。 
英雄伝説 空の軌跡 SC Falcom 兎にも角にも銀の意志。 
英雄伝説VI 空の軌跡 Falcom このゲームやったらファルコム忘れられないよ。 
XANADU NEXT Falcom イースや英雄伝説を足して3で割った感じ。 




Vantage Master PORTABLE

Vantage Master
PORTABLE(PSP)

日本ファルコム


 <<良い所>>
 ●オリジナリティー
 じゃんけんが「グー>チョキ>パー>グー>…」であるように
 このゲームも「地>水>火>天>地>…」といった、属性毎の
 優劣を用いて、将棋のように相手の玉を倒すことが最終目的。

 なんといってもバランスが良いと思う。
 運がからむ要素がないにもかかわらず、
 豊富な戦略が考えられるのは素晴らしい。
 もちろん、難易度的な面でもです。

 ●音楽
 相変わらずファルコムの音楽は最高です。

 特に、OP曲の「そして新たなる道へ」がかっこよくてイイ。

 また、初回特典にサウンドトラックが
 付いてきたこともポイント高いですね。

 ●熱中度・快適さ
 一度にぶっ続けでやる、というよりは、1回1回を楽しんでいく感じ。

 ある戦いに詰まって、投げ出したとしても、
 次の日にはまたプレイしてしまう。そんな
 面白さがこのゲームにハマる要因かと。

 また、ロード時間もほとんど感じませんし、
 1戦1戦自体はそんなに時間がかからないので、
 通学中に1戦、休憩時に1戦、就寝前に1戦と、
 携帯ゲーム機ならではの快適さも高いです。


 <<悪い所>>
 ●グラフィックス
 「英雄伝説 空の軌跡」と同じですよね。
 キャラも2頭身で、変化してないのでは。

 ま、戦略ゲームなので、グラフィック性を
 求めてる方はあまりいないでしょうけど。

 ●満足感
 ストーリーはあってないようなもの。
 というか、むしろない方が良かった。

 せっかくのエンディングの達成感も、台無しです。


 <<総評>>
 初ヴァンテージマスターです。

 ボードゲームをやる感覚で、気軽に楽しめる携帯ゲーム。

 ストーリーの存在感のなさに目を瞑れば、
 かなりの時間遊べるゲームだと思います。


 キャラクターも成長しますが、やはり自分の成長でしょうか。

 最初はとにかく属性だけを考えるので精一杯だった。
 だんだんと、魔法やZOCや向きを考慮するようになり、
 さらにはダメージ値や時間まで予測できるまでになる。

 最終的には、敵の行動をシミュレートできるまでに成長するのでしょうね。

 今までのゲームは、どちらかというと「慣れ」の成長でしたが、
 このゲームは考えることが多い。そうして、自分の戦略が
 「受動的」から「能動的」へと変化していくのがわかります。

 よく出来たゲームだと思います。

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ティアーズ・トゥ・ティアラ -花冠の大地-

ティアーズ・トゥ・ティアラ
-花冠の大地-

AQUAPLUS


 2005年に発売された18禁PCゲーム「Tears to Tiara」を、
 PS3に移植したのが今作「ティアーズ・トゥ・ティアラ −花冠の大地−」です。


 まずは、PC版からの変更点から。

 ●グラフィックを一新
  一新しすぎです。ほぼ別のゲームになっています。

  デフォルメがかった前の原画と違い(これはこれで味がありました)、
  「ToHeart2」などで有名な方が新しく原画を担当されたので、
  その綺麗な立ち絵や1枚絵のCGには目を見張るものがあります。

  “絵を一見するだけで魅力的なキャラクターを描ける”方であり、
  この点においては業界最高峰のグラフィックだといえると思います。

  また、戦闘時のグラフィックも、2Dのチップキャラとマップによるものから
  完全に3Dになっております。結構よくできていると思いますが、さすがに
  他のPS3のゲームには及ばないかと。また、2Dグラフィックがあまりにも
  美麗すぎて、その直後に3Dのキャラクターを見ると、少々ガッカリ感が。

  まあ「美少女ゲーム」というジャンルなので、CGさえ気に入ることができれば、
  っていうかそれがトップクラスの出来なんだから最高じゃない! って感じですね。

 ●戦闘システムを一新
  こちらも別のゲームですね。

  オートモードで進むSLGから、ターン制のRPGへとなりました。

  RPGとしては非常にオーソドックスなシステムだと思います。
  それゆえ、大きなマイナスもプラスもない感じに楽しめるかと。

  とりあえず、傭兵を育てると強いことは変わらず。

 ●OPムービー・OP曲・ED曲を一新
  OPムービーは、STUDIO4℃が担当しているそうです。
  私は知らないのですが、有名なアニメ制作会社のようですよ。

  調べてみると、GLAYの「サバイバル」のアニメクリップを作ったトコでした。

  アレか。

  OP曲とED曲はともに新規でSuaraさんが歌っています。
  OP曲は「Haunting melody」。これはいいSuara。
  ED曲は「memory」。かなり落ち着いた感じの曲。サビが
  松田聖子の曲っぽく感じた。松田聖子全然知らないけど。

  あと、オリジナルED曲「Until」を上原れなさんがカバー。
  とある箇所で流れます。オリジナルOP曲「Tears to Tiara」は
  ありませんが、「凱歌ver.」は健在。鳥肌が立つ興奮も健在。

 ●追加キャラ
  帝国兵であるリディアというヒロインが追加されました。

  追加キャラにしては、そこそこ存在感がありました。

  こちらのプレイヤーキャラにならないのは残念でしたが、
  オクタヴィアとの掛け合いはそこそこ良かったです。


 美少女ゲームでありながら、ストーリーが進行すればするほど熱き男たち中心に進み、
 ヒロインたちが空気と化していた(特にメインのリアンノンが!)PC版と比べると、
 最後の方でもヒロインたちが頑張って目立っていたと思います。その点は良かった。

 ただ、コメディ調に笑わせるでもなし、萌えさせるわけでもなし、
 深く感動させるわけでもなく、比較的真面目なテキストなので、
 こういったゲームの中では少々つまらなさげな点も変わらず。

 極端に媚び売ってないと考えると一般ゲーマーにも受け入れやすいかもしれないが、
 かといって、美少女ゲームであるという点も捨てていないので、中途半端な印象。

 面白いか面白くないかと言われれば、面白いゲームなんですけどね。
 テキストじゃなくてストーリーを楽しんでくださいということで一つ。


 PS2じゃなくてPS3の必要性があったかって聞かれると、
 3Dグラフィック的に「?」なんだけど(このゲームの直前に
 私は「メタルギアソリッド4」をプレイしていますし…)、
 このゲームは美少女ゲームなんだ。ギャルゲーなんだ!

 他のPS3のゲームやRPGと比べちゃいけないんだ。
 そう、このゲームはギャルゲー、アクアプラスなんだよ!

 2Dグラフィックが基本のいわゆる美少女ゲームを、
 PS3というマルチプラットフォームに移植された
 初めてのゲームである―、この点だけで評価できる。

 しかも、移植における変更度合いが、ゲームの戦闘システム・
 キャラクターデザイン・CGと多岐にわたり、ほぼ一から
 作り直したという印象を感じる。アクアプラスよく頑張った!

 というわけで、美しいCGと魅力的なキャラクターによる
 神話的なストーリーをお楽しみくださいませ。

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ぐるみん(PSP)

ぐるみん(PSP)

日本ファルコム


 <<良い所>>
 ●オリジナリティー
 「ドリルアクション」ってのは珍しいのかなと。
 また、BGMのリズムに合わせてアタックすると
 クリティカルヒットとなる点も個性的だと思う。

 ●グラフィックス
 デフォルメ度が高いが、敵味方問わずほのぼのした
 可愛い世界観がグラフィックに良く現れていると思う。

 ●音楽
 上記の通りBGMのリズムがアタックに関わるので、
 ノリのよいポップな曲が中心で、ノリノリ(死語w)で
 プレイできる。これが非常に楽しかった。飽きさせない。

 ●熱中度・満足感
 1周10時間かからないくらいでクリアできるのだが、
 そのまま飽きないで5週もクリアしてしまった。
 アクションが多彩で楽しくプレイできるのが良い。


 <<悪い所>>
 ●快適さ
 カメラワークがあまりよろしくない。まあアクションの爽快性で相殺か。

 ●ストーリー
 悪くはないと思うが、至って普通のストーリー。「おゆうぎかい」的な感じで。


 <<感想など>>
 12歳の女の子を主人公とした、ドリルアクションゲーム。

 といって思い浮かべるイメージを、良い意味で裏切ってくれると思う。
 全ステージ金メダルクリアしようならば、結構シビアなステージも。

 アクションの完成度が高く、
 またミニゲームもあり、
 非常に楽しめるソフト。

 同じメーカーの空の軌跡シリーズは1回やったらもう満足だけど、
 このゲームは周回プレイしたくなります。それだけ面白いと思う。


 なお、PC版からの追加要素アリ。
 パリンのコスチュームが増えました。

 これでほぼ全ての装備品に対応した服があるはず。
 なのでボイスも追加されたのかな。大したことは
 ありませんが、まあコレクター向けとして一つ。

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英雄伝説 空の軌跡 the 3rd

英雄伝説 空の軌跡
the 3rd(PSP)

日本ファルコム


 <<良い所>>
 ●オリジナリティー
 3部作の3作目ということで、想像できる範囲での進化ではあるが、
  ・パーティキャラ16人
  ・アーツ(魔法)の追加
  ・大量の個別エピソード
 などはファンにとっては嬉しいのかなと。ラストダンジョンでは、
 この16人全員が戦闘に参加するという総力戦も見せてくれました。

 ●音楽
 “かっこよさ”という点では3部作で一番!
 初っ端の戦闘から重低音が響いた際には、
 思わず「おぉっ!?」と唸ってしまいました。

 OP曲「Cry for me, Cry for you」もかっこよくてイイ。
 また、賭博師のトコで流れるジャズバージョンもお気に入りです。
 ED曲「空を見上げて」も、壮美なメロディがとても素敵ですね。

 ファルコムの音楽は相変わらず文句ナシに素晴らしいです。

 ●満足感
 もともと「ファンディスク的なもの」と予想していたので、
 むしろFC・SCとプレイしてきて愛着の湧いたキャラたちの
 個別エピソードを見るのを楽しみながらプレイできました。

 加えて、プレイ時間50時間近くというボリュームにもビックリ。
 個別エピソード以外にも、ミニゲームなども多数用意されていて、
 もちろんメインシナリオとなるケビンの物語もちゃんと進んで、
 「上質なファンディスク」といった感じ。ファンなら買いです。

 ●快適さ
 PSPなりにちゃんとシステム面が改良されていて、
 「あったらいいな」と思える機能が追加されていた。
 (Sクラフトの動画飛ばしや、クォーツ画面など)


 <<悪い所>>
 ●グラフィックス
 まあ特筆すべき点がないかなと。

 2頭身のキャラによる演出は良くできているとは思いますが。

 ●熱中度
 飽きずにプレイできたのですが、強いて言えば
 FC・SCと違って主人公が遊撃士ではないし、
 街というよりはダンジョンを歩くだけなので、
 ノンプレイヤーキャラとの会話が少ないのは
 残念だなぁと。空の軌跡の醍醐味だったので。


 <<感想など>>
 “続編”と思うと少々肩透かしをくらうけれども、
 “完全新作クラスのファンディスク”と思えば
 何のことはない、丁寧な作りのファルコム作品。

 確かに「英雄伝説 空の軌跡」の本質となるストーリーは展開されないので、
 プレイする必要はないかもしれない。ファンディスクであればなおさら。

 でもね、この作品を手に取るような人はFC・SCと合計100時間以上
 プレイしてきたわけですよ。そこで何かしらストーリーなり、キャラなり、
 音楽なり、システムなり、雰囲気なりに満足してきたんだと思います。

 そのクォリティは高水準に維持したまま、もう1回空の軌跡の物語が楽しめ、
 さらにビフォーストーリー・アフターストーリーまで網羅しているんですから、
 空の軌跡の余韻にもう少し浸っていたいなら買ってプレイすべきだと思います。


 PC版からの目立った追加要素はナシ。

 ただ、あるボスがいい意味で「手応えバツグン」な難易度になっているのが何とも。
 あと個別エピソードのレンの話が、だいぶカットされていましたね。それくらい。

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空の軌跡マテリアルコレクションポータブルmini(PSP)

空の軌跡
マテリアルコレクション
ポータブルmini(PSP)

日本ファルコム


 公式には「英雄伝説 空の軌跡セット」の初回版、もしくは
 「Zwei!!」をファルコム公式通販で買った人のみが
 手に入れることのできる空の軌跡のコレクションディスク。

 もう手に入れるには難しいんじゃないかと。


 内容は以下の通り。

 ・体験版3本
 ・デモムービーとCM18本
 ・ファルコムのサウンド14曲
 ・壁紙51枚
 ・カスタムテーマ12個
 これ以上でも以下でもない。

 希少ですが、もし手に入れる機会があったとして、
 ゲームとかストーリーとかとは全く無関係なので
 上記の内容で満足していただけそうであれば購入を。
 いらなそうであれば、その直感を覆すような要素は
 一切ないので、購入は遠慮した方がよろしいかと。

 加えて、残念ながらサウンドにはショートバージョンの収録もある。
 (「銀の意志 金の翼」や「Cry for me, cry for you」など)

 まあオマケのソフトということで。

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ZWEI II

ZWEI II

日本ファルコム


 前作「Zwei!!」から7年――、
 あのツヴァイの続編でございます。

 ただ、前作のプレイはまったく必要ないです。ストーリー的な繋がりは
 ほぼ無いと言っても過言ではありませんし、そもそも前作から7年後の
 発売ということで、パッと見別なゲームとなって進化していますから。


 タイトルの元となっている、主人公2人のシステムは今作も健在。
 プレイヤーは、ラグナ(男)とアルウェン(女)の2人を操作して、
 物語を進めていきます。たまにパートナーが変わったりもしますが。

 そして、ラグナが武器による近距離攻撃、
 アルウェンが魔法による遠距離攻撃、という
 キャラを使い分ける戦闘システムも変わらず。

 ツヴァイ独特の経験値システムである「食べてレベルアップ!」もあります。
 もはやコレはツヴァイの個性といってもいいので、突っ込んじゃいけません。
 でも「今食べて回復するか、ためて経験値にするか」の選択を迫られるという、
 ツヴァイなりの独特なゲームバランスに一役買っているシステムでもあります。

 「ZWEI II」の特徴といったらこんな感じでしょうか。
 あとは普通のアクションRPGだと思っていただければ。


 戦闘は、攻撃方法が2人合わせて11通りにもなって、
 さらに爽快なアクションが加わり、とにかく楽しい!

 また、ダンジョンにはパズル要素もあって、謎解きに頭を捻る部分も。
 けれども爽快さは失われていないので、すごいゲームバランスだなと。

 なので、総じて難易度は低めかもしれません。
 もちろんボス戦は手応えありましたけど!


 ストーリーは、ひょんなことからアルウェンに命を助けられたラグナが、
 恩返しとしてアルウェンの目的に協力していくことから始まります。

 何ていうかな、全然血生臭いゲームじゃなくて、
 コミカルで平和的な雰囲気を持つゲームですね。

 キャラしかり、敵の行動しかり、ダンジョンの仕掛けしかり、ガジェットしかり、
 プレイ中クスッと笑ってしまうような、面白いネタに溢れたゲームなのです。

 ファルコム作品で言えば、前作「Zwei!!」よりも「ぐるみん」に近い。
 「ぐるみん」の正統進化的な作品ですね、この「ZWEI II」というゲームは。

 「ぐるみん」を楽しんだ人なら絶対面白いと思うし、
 その「ぐるみん」を6周プレイした私からすれば…w


 いつもマンセーしている期待のファルコムサウンド。でも今作は若干抑え目。

 「イース」シリーズとかだと音楽が激しく自己主張してくるのですが、
 今作は雰囲気合わせに徹して、ゲームのBGMしているなという印象。

 ただクリア後にサウンドトラックを聴いてみると、
 どれも印象に残っている曲ばかりに感じたので、
 「やっぱりファルコムサウンドは立っているなぁ」
 と気付くのです。いつのまにか自分の脳みそに
 メロディが深く浸透していってしまうのです。

 細かな印象としては、OP曲「ボクラノ未来」があるのですが、
 この曲のフレーズを用いた曲が重要シーンに多く、少々食傷気味。
 最初から最後までこのフレーズを聞き続けてた印象があるんです。

 「ボクラノ未来」という曲自体はいい曲だと思うのですが、
 (まあOP曲ならもっと自己主張してもいいと思いますが)
 もうちょっとサウンドに幅があってもよかったのかなと。


 結論、良作。

 最近のファルコム作品にしては珍しく、単体で完結している作品なのでw、
 「全力でお勧めしたい爽快アクションRPG」といったら間違いなくコレ。
 プレイする人を選ぶ作品でもないので、このレビューを読んでしまった人は
 普通に買って損はないと思う。いまならサウンドトラックも付いてくるし。

 かなり面白い作品だった。

 今後のファルコム作品にも期待する。

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Zwei!!(PSP)

Zwei!!(PSP)

日本ファルコム


 <<良い所>>
 ●オリジナリティ
 「食べてレベルアップ!」という独特の経験値システム。

 んまぁそんだけなんだけど、今食べて体力を回復するか、
 10個集めてより高い経験値をもらえる食物と交換するか、
 っていうか持ち運べるアイテムには限りがあるし…と、
 悩むことも多かったです。いいバランスになってるかと。

 ●グラフィック
 最近のバリバリ3Dなゲームとは一線を画す、バリバリ2Dなゲーム。
 でも、ファンタジックで絵本のような世界観とは良く合っていました。
 そもそも平和的な雰囲気を持つゲームなので、むしろこれが相応しい。

 あとOPムービーがイイ。2001年に作られたはずなんですけどね。
 今見ても見劣りしないくらい、綺麗で美しいムービーだと思います。

 ●音楽
 どことなく神秘的で、民族音楽調のメロディが素敵な曲が多かったです。
 このゲームの雰囲気にとてもマッチしており、いやはや素晴らしかった。

 特に「幻の大地セルペンティナ」が最高。
 この曲を聴いた途端、雰囲気が一変する。

 ●満足感
 ストーリーやグラフィックに、派手な面白さはないけど素朴な良さに溢れていた。

 あと、雰囲気。雰囲気を楽しむだけでも面白いかと。


 <<悪い所>>
 ●熱中度
 「アクションRPG」といいつつ戦闘が単調なのは…。
 “2人の主人公を使い分ける”という戦闘システムは、
 ほぼ○ボタンを押しながらのただのヒット&アウェイ。

 でも、飽きずにプレイしてたことを考えると、
 そう気にするほどのものでもなかったのかな。

 あと、やりこもうとすると、難易度が結構シビアです…。

 ●快適さ
 みなさんが仰っているように、アイテムのところのシステムは
 PC版のヤツをそのままPSPに当てはめただけのようなので、
 もうちょっと使いやすいように改善してほしかったですね。

 でもまあロードは気になりませんでしたし、通常の戦闘は快適だったと思います。


 <<総評>>
 血生臭い最近のアクションゲームの中において、
 一種の清涼剤的な、心温まるゲームだと思います。

 この絵本の中から出てきたような世界で、のほほ〜んとしたキャラたちに囲まれ、
 主人公2人の掛け合いを楽しみながら、冒険を楽しんでみてはいかがでしょう。


 PC版からの主な変更点は、音楽が全てアレンジされました。
 ですが、PC版オリジナルの音楽もBGMに選択できます。
 「ヴァンテージマスターポータブル」に続いてのこういった
 配慮は、ファルコムの音楽を愛する者としては嬉しいですね。

 あと、キャラクターデザインが「ZWEI II」準拠になりました。
 ただ、OPムービーに写っている主人公たちのイラストがPC版の
 ままなんですよね…。初めて見たら、結構違和感を感じるのでは。
 OPムービー自体の出来がいいので、そこだけは残念な点です。

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